ストリッパー
たもつ
君は脱ぐ
同時に着る
どんなに脱いでも
君は君の核心から遠ざかっていく
まばゆい光の中
生まれたての姿になり
男たちの暗い瞳でできたプールを泳ぐ
淵に腰掛けていた男たちは
君を追いかけて飛び込み
自分自身の奥底に沈んでいくと
やがて安心して眠る
君は明け方の街を歩く
もはや何とも見分けがつかない
自由詩
ストリッパー
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たもつ
2005-07-21 08:48:58
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たくさんの君に会いたかった