MilkyWay
完食
ふと、気づけば 星々は消えてゆく
ふと、気づけば 星々は生まれゆく
死と生を正味する確かな空間の中で
嘘もすっと透き通る夜の無のように
嘘さえも返って来ない虚空のように
優しい嘘つきな君を、黒き瞳の君を
暗い世界でただ綺麗だと呟いている
君を想えば想うほど遠い銀河の儚さ
君を想えば想うほど堆い愛情の重さ
会えない、会えないと呟いてる僕を
会えない、会えないと呟いてる君も
ただ、ひたすらに待っているのです
交わることのできない君と僕の世界
僕たちが僕たちが望んだ愛の究極系
恋を、愛を永遠に想い続けるだけの
枯れない愛ならば、此処にあります
まわりの星々が例え消えていっても
僕等の愛は消え去らないのでしょう