しろめ
こしごえ
己を知るは己のみ
知らぬ己は白目むき
嘲る己に己嘲り
( そんっな事だけぇ人間は ! )
( こんっなモノだけぇニンゲンは ! )
誰は誰でも人は人
人は人だけぇ人と人
( 同じじゃ無ければ在ることさ ! )
( 同じじゃ無いので在るまでだ ! )
何をいってもききはせん
何がいってもききはせん
( そぉれでは一人もいけはせん ! )
( だぁけれど一人でいけまする ! )
滅多がひとりで耳あけた
あっけらかんかん耳そうじ
( 掃除しろしろそうじしろ ! )
( 余計なものを捨てっちまえよ ! )
目ぇん玉しろじろ他はほか
いくのは己だ目をあけろ
( いくなら勝手にいけよいけ ! )
( いかんがいかぬが無駄にゃぁなむっ ! )
己の道をいくがええぇ
己の道はほかにゃぁない
(
外にあるのは他だらけ ! )
( ほかをみるなようちをしれぇ ! )
個人サイト「As H System」
詩集「遺伝子」掲載