裸王
恋月 ぴの
赤子の手をひねるように
詩をひねる
エディタを操る
手の速さは
詩作の早さ
私 毎日だってできちゃう
十月十日は昔の話
毎夜できた 赤子たち
列をなして画面に向えば
出来ちゃったコンの
眠れぬ夜はふけて
パソコンの音だけが
私の部屋に響く
自由詩
裸王
Copyright
恋月 ぴの
2005-07-17 00:46:03