モーニング
六崎杏介

朝六時
七月の光が窓から差し込む
最愛の恋人の微睡を照らす
TAIYOOの声に
挨拶を交わす
白くはためく洗濯物たちに
神の存在を感じる
美しい寝息のリズム
天使の胎内の世界の中の
私の中のタブレットが
万力が空であります様に
と、天使に祈らせる
シュガーを煙草に混ぜていて
言い忘れた言葉たちが
煙になって世界に響いた
おはよう日曜日、I LOVE YOU。


自由詩 モーニング Copyright 六崎杏介 2005-07-10 09:46:21
notebook Home 戻る