新宿 (愛の街角) 第ニ章
恋月 ぴの
口吸えば愛は永久にと君は言ひ嘘の眼差し思ひつく間に
タバコ消し苛つく仕草あざとくて値踏みされたか愛の深さを
出ようかと言ふきみの髪かく仕草それでも想ふきみの優しさ
街はまだ夢見のなかに虚ろひて売られてもなほ想ひ儚く
短歌
新宿 (愛の街角) 第ニ章
Copyright
恋月 ぴの
2005-07-06 23:11:38