新宿 (愛の街角) 第一章
恋月 ぴの

ニ日酔い眠れぬ朝に大あくびホテルよりいずる朝日のなかで

何故に外したネクタイ風にのせ一心不乱にバット振るのか

振りぬいたバットの先に君がいて微笑みの向う打球飛ぶ

乾いた音ひとつふたつと撃ち続け差し込む朝日バット振る手に


短歌 新宿 (愛の街角) 第一章 Copyright 恋月 ぴの 2005-07-05 23:15:35
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