ナチュラルキラー
ayu-m



真夜中に僕を見る月が還す太陽
春嵐 夏吹雪 冷えた日射しに焼かれて

I I wanna know that know that
I I wanna show that one thing

匂いを頼りに君をかざり羽に描いて
ふれよせて たくしこんで 鼻先を寄せる
誰かがくれた神経 誰かがくれた物事
掻き抱いて ひざまで浸かって 現実感を手にする

その先にある杞憂 すぐ瀬戸際の希望
自由を探して 理由も探して 見つけた物を取り落とす
君が食べてきた命 君が見届けた命
キスをして 手を繋いで 肌を寄せていた僕

コウノトリが落ちてく 首筋まで泡立ちながら

強い風が 僕の目元に教えて欲しいと囁く
(I I wanna know that know that)
春嵐 夏吹雪 焼かれる程に冷え切って
弱い僕に君の目元が僕だけ見てるって囁く
(I I wanna show that one thing)
秋日和 冬桜 背中合わせの温度差

真夜中に僕を見る月が還す太陽

今朝方に月を見る僕が還す太陽

春嵐 夏吹雪 春嵐 夏吹雪 春嵐 夏吹雪




自由詩 ナチュラルキラー Copyright ayu-m 2005-06-11 16:06:22
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