初めての天井
A道化




、夜
酔ってばかりの
未解決の心身に、任意の心身
合わせることで隠し合うことを
少し疑いつつも仮に幸福と決めたら幸福と言い幸福と呼び
初めて見上げる天井を見上げ、私
知ってる?という問いには全て知らないと答え、私
酔ってばかりの未解決の心と身体から成っていて
とっくにとっくに無数の問題を打ち切っていて、だから
初めての天井を見上げ
初めての天井だけを、天井だけを、天井だけを、見上げ続け
いったん幸福と決めたらば幸福と言い幸福と呼びながら
嗚呼、夜、



2005.6.11.


自由詩 初めての天井 Copyright A道化 2005-06-11 01:15:05
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