ペッソット
Monk



ペッソット
ペッソット


頬をつたいおちる
それはやむことなく


ペッソット
ペッソット


幾度となく繰り返される
バイオリン破壊劇


異国のひとはひとり
やさしく肩を抱いてくれるひと
わたしは昔なじみのように
彼の耳をずっとふさいであげた


木漏れ陽は木目に射し
舞う塵が窓にあそぶ


ペッソット
ペッソット


とめどない午後
頬に触れるそれも何もかも



自由詩 ペッソット Copyright Monk 2005-06-06 00:08:18
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