生存確認みたい
伊藤透雪
仕事終わったよ
今から帰る
おやすみ
そんなメールばかりだけど
言葉少ない彼からしたら
優しさなんだろう
仕事中に
泣き言メールをしたら
慰めて欲しいなんて
思うだけ
天井を見ながら
お籠りしてる
邪魔したらあかんて
我慢する日と
詩を考えてるときと
お互いの距離が
遠いなって
天井の縞を数えてる
なかなか会えないね
の答えは時間作れない
の貼付けみたいな
顔が見たいよ
近くで感じたい
信じてない訳じゃない
でも心に刺さって痛い
生存確認
グラスファイバーに
触れたように
柔らかいけど痛い思い
あなたは寂しくないですか
私達はいつ死んでも
おかしくないよ
おやすみのメールから
チクチクする夕べまで
倒れないか心配な
お互いの脚
歳をとっても
まだ愛はあるんだよ