らぶ ちゅーにゅー
秋葉竹



権利の関係かな
よく知らないんだけど
YouTubeで聴ける歌や聴けない歌があるよね

中島みゆき《様》の
「あした」
って歌
聴けることに
日本人は
涙を流して訳わからなくなっても
飛び跳ねて感謝しても
いいかもしれない


かのひとの詩は
いつもながらに
いかにも胸に刺さる詩なのだが
凄いのが
その歌を聴いたひとのコメント

長年連れ添った妻を亡くした
残された夫の言の葉
最愛の妻を亡くして初めて
この歌詞の意味が
胸に刺さりました

その手のコメントが
連なっているんだ

当然
かのひとは
そのひとたち(老年の男)に向けて
この詩を書いた訳ではない


でも
突き刺さっちまってんだ


でも
それで
それだから理解できんだよ


「ガラスならあなたの
手の中で壊れたい」

「ナイフならあなたを
傷つけながら折れてしまいたい」


なんていう詩なのか
届かない渇望なのか


「なにもかも愛を追い越してゆく
土砂降りの一車線の人生
凍えながらふたりともがふたりぶん
傷ついている」


知ってる、ぜってー、
書けねー、
詩だ


「ただの心しか持たない痩せた猫」?
「に、なっても」?


たとえば
この詩で
すべては終わっているのかもしれないと
折れそうになる

あたしの出る幕など
何処にもありゃーしねーんだと


だからあたしは
なにもかも無くしても
もしもあしたあたしのため
生きて生き抜くため
傷つくことを
あえてガンガン無視して
ケラケラ笑い飛ばして
たとえ
それが
なんかただの見栄だとしても
それこそ
「痩せた猫」なんだとしても


折れずに
我が身かわいく
かるぅーく
夢みるわ


でもたとえば
中島みゆき《さん》の歌で云えば
「タクシードライバー」のほうが
もちょっと
てかかなり
好きなんだけどね、はーと。









自由詩 らぶ ちゅーにゅー Copyright 秋葉竹 2026-02-28 22:58:18
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