意識の眼光
ひだかたけし
燃え尽きる迄に
疾駆し続け
灰となりて
始めて立ち上がる
底の底から
私の魂の
内なる普きモノ 一滴 、
終わりは最初から見えていたのに
太陽から案山子の足がぶら下がるを
今頃になってやっと初めて気付き
揺らせ揺らせ押し震わせ
一度ならず壊し尽くし
ぶらぶらゆらゆら
ぐわぁんぐわぁん
がががが がっしゃん
意識を自己意識を
外の刺激から遮断し
内から自ら沸き起こし
覚醒させる意志を担えと
魂の内なる力動の核心
普き霊性一滴を直観し
光の旋律を奏でる海
遥か向こうの水平線へ
恐怖の境域へと達し臨み
ひたすらに対峙する迄、
私は私を光で充たし波立たせ
闇を無を凝視スル勇気を培い
生命を宿し生動す思惟そのもの
脳髄の周りをぐるぐる廻り始め
★☆★
振戦の閃光走り
意識活動の絶え間なく
遥か彼方から打刻される
私そのものの振動 、
意識の私の手が
私そのものへと伸びいけば
真っ白な耀き意識の流れ
艶めく声の伸びいき
親愛の情を切断し続けた者の
裏切りへの憤怒も払い得ぬ恥辱も
自らの狭い意識に閉じ込められ
息し在ることの残余の時を潰しつつ
尚も真白く輝き煌めき流れる意識の
何故の光に晒されつつ自らを進め照射し
肉身の意識の私の
この五体粉砕され打ち砕かれ
一度ならずバラバラになること覚え
生きながらにして
〈死して成れ〉と
死に際の力を放つ迄 、
振戦の閃光また走り
持続する意識の私の
彼方から打刻される
私そのものの活動、
抉り込み力動する思惟の
何度でも何度でも
肉身を介す眼と化し
意識の私を今此処に在らしめる