猫眼のサイコキャンディ
ひだかたけし

女の瞳の揺れる夜
淡い光に取り囲まれ
なんて眩しい哀しみ放ち

知らないのだ、お前自身は
じっとじぃっと迫る眼力の
どんなに魅惑的なものなのか

吐き気する迄の悠かさ
不協和音宿しながら
ゆったり波打つ
静かさの 不穏 、

取り残されていく時間に
今 生命宿す思惟の奥行き
うねり反復し執拗に打刻され

やがて大きく巨きく輪を描き

ピークに達し臨む世の 燃え立ち上がるシルエット





自由詩 猫眼のサイコキャンディ Copyright ひだかたけし 2026-02-23 20:48:57
notebook Home