君の望む永遠
杉原詠二(黒髪)

ほら、聞こえるね。聞こえているよ。多重になった永遠の中にある存在の声が。愛するかい。愛しないかい。己の永遠に忠実であるなら、選ぶしかないね。時の中で、永遠に触れること。君なら出来るさ。僕なら出来る。
涙が僕の眼を濡らしている。君の顔を見るために涙をぬぐう。


自由詩 君の望む永遠 Copyright 杉原詠二(黒髪) 2025-12-22 06:54:32
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