万太郎勘太郎漫才
洗貝新
(どうも~万太郎で~す。
勘太郎です)拝礼
※万太郎身ぶり手ぶりでいきなり歌いだす。
見覚えのな~い、テニスコート~
勘太郎 ~おい!ちょっと待て待て、それちゃうやろ、レインコートやレインコート。
※胸を叩かれて歌を止める。そして、気を取り直して間髪を入れず頸を振りながら
あなた~を待つの~レインコート~
勘太郎 ~お~い、それもちゃうやろ~テニスコートやテニスコート。
※万太郎のからだを川のように揺する勘太郎。
勘太郎 おまえ知ってる詩歌えよ。
万太郎 笑いながら洗い流して言う。
~万太郎橋で~す。
冒頭部分終わり。
※竹内まりや「駅」天地真理「恋する夏の日」