眩し過ぎる青
快晴

空の青が眩し過ぎて
つい瞳を閉じてしまう
そんな風にしていつも
小さな幸せを見逃してきた

あの日の君の心さえ
信じることが出来なくて
差し伸べられた手を振り払い
今ではもう届かない場所にいる

見えない明日に怖気づき
真夜中に一人とらわれたまま
鳴らない携帯電話を握り締め
悲しみの岸辺で途方に暮れる

そうしていても
必ず朝はまたやって来て
眩し過ぎる空の青を
こうして今日も見つめられない


自由詩 眩し過ぎる青 Copyright 快晴 2005-06-03 06:10:16
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