クレクレ星人の独り言「厄介なお役目2」28
ジム・プリマス


 高市政権にはもう一つ達成してもらわなくてはいけないことがあります。自民と維新の連立に国民民主党の玉木代表が政策への協力を申し出たことから、三党が協力して、積極財政へ舵を切ることが可能となりましたが、さすがに消費税の全面廃止は高市政権でも、諸勢力の抵抗が大きくて難しいのかも知れませんね。
 しかし、早急にガソリン、軽油の暫定税率の廃止、基礎控除の引き上げなどの、景気浮揚策を講じて、国内経済の立て直しを急いでもらいたいところです。
 単年度のPB目標の廃止や、減税策の有効性の実績を積み上げて、旧態依然の緊縮財政勢力の影響をとん挫させ、財政政策の誤りを証明し、さらなる積極財政路線に舵を切り。更なる減税と、社会保障費の減免にも取り組んで頂きたい。
 国債を擦ればお金は用意できるわけですから、お金の擦り過ぎによるインフレには留意しつつ、国内投資にも、しっかりお金を出して欲しいです。
 貨幣の信用創造は弥勒様が人類に用意してくれた、万民を救うための素晴らしい方便であることは、このエッセーの中でも何度も説いてきたことです。この弥勒の知恵で弱者を救済し、格差を是正することが、可能であることを日本が、証明し、世界に広げてゆかなくてはなりません。それも日本人の厄介なお役目の一つです。
 西欧文明は近欲で、損して徳取れということが苦手としているようですね。
 まごころと善意で、他人を助けて我が身助かるというのは日本人にしか出来ない事なのかもしれません。



散文(批評随筆小説等) クレクレ星人の独り言「厄介なお役目2」28 Copyright ジム・プリマス 2025-11-11 04:42:20
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