五行歌、憧れ寄り添う
ひだかたけし

憂い、哀しみ、懐かしさ
浮き上がるエメラルドグリーン
夕陽の沈み陥没する西の空に
美しき慈しみの色彩明け広がり
憂う哀しみ強き意志の懐かしみ



意識があるとは如何なること
脈打つ己の脳髄に
思考神性の息、吹き寄せて
刻み込まれる己なるもの
意思する愛の色彩の響



エメラルドグリーンの憧れの
遠い空から響き寄せ
何時からか私を染め抜いて
伸び放題の毛髪切り落とし
肉を纏い意識を刻み立ち上がらせ






自由詩 五行歌、憧れ寄り添う Copyright ひだかたけし 2025-11-08 19:13:18
notebook Home