ナレーション魂 あさひてらす採用作品『病人の館』について
鏡ミラー文志

(前半が要らないという指摘を受け、文章割愛させて戴きます)



『病人の館』は、そんな私が個人としての幸せを捨て、公としての幸せを手に入れた作品の一つ。
個人で勝ち組になるだけだったら、社会に訴える価値のあるテーマ、それを詩にして認められうる作品を作ることは出来なかっただろう。
まずこの作品は踊っている。詩とは言葉の舞踊であると、ある人から教えて貰った。
それを聞いてから私は詩を書く時、詩というものの性格を強く意識し、舞踊に相応しくないものを極力排除することを意識して書くようになった。極最近のことである。



病人の館

鏡ミラー文志



病人の館 ここには、雨が降らない

風が吹かない 嵐が起きない

でも、安全なんだ

病人の館 ここでは、空が晴れない

虹が見えない 花が咲かない

でも、安心なんだ

病人の館 ここでは、夢が見れない

愛に触れない 恋を知れない

でも、健康なんだ

病人の館 もっと、穴を掘りたい

もっと、愛を知りたい もっと、恋を知りたい

僕、若者なんだ

病人の館 もっと、解を知りたい

もっと、問いを出したい もっと、舞踊りたい

上手く、踊れないんだ

病人の館 もっと、全部知りたい

もっと、前後聞きたい なにも、看護要らない

僕、欲しくないんだ

病人の館 なんもかんも、知らない

なんのかんの、言わない タンゴ、サンゴ TIL I DIE

僕に、教えて欲しいんだ




以下、評者の意見


千石英世より
病人の館

リズムがあって、勢いがあっていい感じです。最後の行にもう一行、キメ台詞がほしいですね。でも、あまりキメ台詞っぽくなってもミエミエになるので、それにキザっぽくなるので、難しい所ですね。願望の詩ですので、最後には日常風景にもどるのも手かもしれないですね。

平石貴樹より
病人の館

閉塞感ですね。

渡辺信二より
病人の館

歌詞として、音をつけるといいかもしれない。

なお、"TIL I DIE"は綴りが違っていますが、村上春樹など(?)に従ったのでしょうか。

以上


私は理解され難き男として、孤高の世界を生き続け、それが高い山か低い山かも分からず、精神病院に強制入院させられ、精神障害者として生きてきた。
親は極度の心配性で、しかも自分のことしか考えられない脆弱者。目先のお金と欲、世間の評価に踊らされ、私を自らの勝手気ままな思い込みに付き合わせ振りまわし続けた。
今月からA型就労も控えているが、B型がブラックなら、A型もブラック。そうやってブラックブラックの階段を登り続けていればいつかは、ホワイトな世界に辿り着けるかもね。


ひろゆきvs障害者就労】障害者就労の闇…跋扈する悪徳業者と障害者ビジネスの実態とは…?
https://www.youtube.com/watch?v=7X8OsEvmsk8&t=2376s



ホリエモン驚愕の福祉ビジネスの裏側。1000万人近い障がい者を“納税者”にできるのか?!
https://www.youtube.com/watch?v=jsuBIg4MIeU&t=330s

(相次ぐ社会的勝ち組による弱者ビジネス追及動画。彼らもやはり人の心を捨て切れない日本人だったということか)


散文(批評随筆小説等) ナレーション魂 あさひてらす採用作品『病人の館』について Copyright 鏡ミラー文志 2025-10-05 13:32:22
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