雨に濡れる量が同じなら走る
イオン
雨に濡れながら
歩いても走っても
濡れる量は同じだと言われる
急いで走っても
体の前面に雨が当たる量が
増えるから同じだという
しかも走った分だけ
転んで更に濡れるリスクがある
そうわかっていても
走りたくなる
濡れる量が同じなら
耐える時間減らしたい
それがお得に思えてしまう
生きていれば
突然の土砂降りにも遭う
歩いても走っても
心が濡れる量は同じなのに
小走りしてしまう
たまに転んで後悔する
でもそこから
ドラマが生まれることもある
いかに濡れないかよりも
どんな乾かし方になるかだ