秋、想い
ひだかたけし
限り無き深みから浮き上がって来る
透明に澄んだ水音を聴いて居る折
天空の果てしない青、只々アオ
肉身の落下と共に目覚める魂の
自らの時の瞬間切り開き
ステージ上がれば上がるほどに
ステージから下りることを学びて
血塗れ地に自らの肉切り刻まれ
苦を味わえば味わう程に
自らの魂の限り無き深みへと降り
初めて真なる宙へと自由へと
自らのそして世界の霊性の勝利祝うを
乱打、乱打、今日も又凄まじさ増す嵐一夜へ向かい
自由詩
秋、想い
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ひだかたけし
2025-09-22 10:29:15
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