朝を待つ
りつ

辛くとも きみ帰り来よ我がもとへ
       祈りよ叶へ 共に識る朝


哭くならば枯れるまで哭けたましいの
       傷深き慟哭 我には届く


きみが悪なら共々に無間地獄に堕ちて笑おう


まこととは醜きものなり
     されどなお 信ずる真 貫く誠


裏切らぬ 我が誓い信じよと
    言虚しかり きみは怖れぬ




死神よ あなたに挑む 彼を返して!
     もういい加減 解き放ってよ!


短歌 朝を待つ Copyright りつ 2025-09-09 02:21:49
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