満ちる月下
ひだかたけし

白銀なる
柔らかな耀き放ち
天空の
まん真ん中、
真ん丸に縁取り
幾つもの
歳月を踏み響かせる

御前、この地に人を繋ぎ留め
いくいくの果て宙へと解き放つ 、

何故か あの日から優しく微笑んで


自由詩 満ちる月下 Copyright ひだかたけし 2025-09-05 21:13:27
notebook Home