ハッピー
秋葉竹
手をつなぐと
気持ちいい
ひとは後ろ向きには歩くのは無理だから
ハッピーを肌に感じてそよ風を肌に感じて
手をつなぐと
気持ちいい
人は好きな人とひとつになりたい
ちかくに感じられれば感じられるほど
目のまえににんじんぶら下げられた
愚かなロバみたいによだれを垂れ流し
すこしでもその人の心の中に入りたいと想う
手をつなぐと
気持ちいい
どれだけ待っても
ハッピーはあちらからやって来てくれない
歩いて向かうしか無いんだ
子どもたちが夢をみられる世界を希む
それなら
じぶんじしんも夢をみなきゃね?
子どもが成人後も
親子関係がある動物は人間だけだと云う
苦しみも
悲しみも
この身で代わって受けてやりたいと
『愛』する動物は人間だけだと云う
だから私たちはもういいかもしれないね
ふたりがふたりしてひとつにとけあっても
キッパリとそう想うことにして
手をつないでくれないか?
だって
手をつなぐと
気持ちいいんだから