夏休みの終わり
秋葉竹

 

この言葉に
論理矛盾は無いだろう

人生でいちばん若い日は今日。


薔薇に棘、日暮れの豪雨、道を打つ
雷鳴轟く、棘の必然


自由に生きるってことは
なにもその手に持たないこと

恥ずかしい、苦しみなんて、棄てたいが
それを踏まえて、生きつづけよう


いつか終わる夏休みが
今年は猛暑のせいで延長されるという

人生でいちばん若い日は今日だとしても、
子どものころなら
きっと、ただただ、嬉しかっただろうな








自由詩 夏休みの終わり Copyright 秋葉竹 2025-08-28 07:34:29
notebook Home