問わず語り(3 )
降墨睨白島(furusumi geihakutou)
躁鬱病。今で言う双極性障害。また、一つのことが好きで得意、たとえば駅名を全部言える子ども。レインマンとか。
精神障害について特に知識や資格はないが、双極性障害の躁状態のときにアイデアや考えが次から次に思い浮かぶというものがあるそうな。へえ、いいじゃんと思う人もいるだろけど、次から次にアイデアや考えが『病的』に思い浮かぶ。疲れるだろう。
そういう意味では詩を書く人は多かれ少なかれそういう部分があるのではないか。もし、次から次に浮かぶアイデアを理論立てて整理して長文化出来れば、頭がいいわけだから小説家になれる。頭が、ある意味で悪いから詩を書くのだろう。
それでも、アイデア勝負、発想勝負、瞬発力勝負、ゴロゴロ〜ぴかり、ドカーン、となんであれ、そこに太い幹が通り深い根があれば頭のいい人や小説家に負けない輝きがあると思う。そうでなければ、詩を書く人はただのメモ魔や文学オタク、勘違い花畑(ナンノコッチャ)でしかないだろう。