蹲る
りつ

なにかを探して
なにかに追われて
胸のざわざわが何なのか分からなくて
ほんとうは知りたくなくて
ぼんやりと海がみたくなった
胸が痛くて
それがなぜか知りたくなくって
とおい夕焼けをみていた
泣きたいような気がしたけど
気のせいかもしれないと
思いたかった
波が満ちてきたけど
わたしは、


自由詩 蹲る Copyright りつ 2025-07-26 17:46:08
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