クレクレ星人の独り言「僕の気づき」100
ジム・プリマス


 追い詰められて、孤独で、悲しいときに、一心に神に祈ったとき、神は僕のもとに五次元の光をもたらして下さった。
 その光は温かく、その光に照らされたとき、意識は一点の曇りもない快晴の空のように澄み渡り、憂いは消え、何の執着もなくなり、身体には力が漲り、その喜びに血沸き肉踊り、最高に幸福な気持ちになった。
 空虚な空ではなく、充実感に満ちた空。真の空を実感した。それはチベット密教の秘伝の書「バルド・ソドル」に記されている通りだった。
 この時に感じた実感が、神々が感じているものと同じであるという風に、感じ取ったのは、この経験をしてから、だいぶ時間が過ぎてのことだった。
 これから僕以外の人も、一心に祈れば、五次元の光が差すと信じている。これからそういう風に五次元の波動を経験する人が増えていくような予感がある。
 そのように限定的ではあるが五次元の波動が少しづつ広がってゆき、それが地上界に広がり、人類が神の意識に近づくことで、天界との距離が近くなってゆく。 
 まもなく天が下りてくるという人がいる。「高天原」が再生しつつある今、そんな可能性もあるのだろうなという気もする。
 しかし、そのためには日本人がまごころを取り戻し、地上を理想郷にしたいと、真剣に一心に神に祈らないと、それは実現しないだろうとも思う。その先に弥勒の世は訪れる気がする。
 それは我々、人類が選び取らなくてはいけないものだと思う。
 まず日本人がまごころを取り戻し、そしてまごころ尽くして、それを世界の人々に伝え、世界中に日本のまごころを広げてゆかないとならない。
 日本が世界の中心になるということは、そういうことを尽くした先にある、そういうことだと思う。これが今、僕が感じている気づきである。


散文(批評随筆小説等) クレクレ星人の独り言「僕の気づき」100 Copyright ジム・プリマス 2025-07-25 15:15:33
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