堤防
黒髪

いつもと違った気持ちで
堤防を歩いてみたんだ
白い花が咲いてた
あなたにはきっと純白の服が似合うだろう
もう惑うのをやめて
愛を通じ合わせてみないかい
私に不満があるのなら
何でも言っておくれ
すべてを可能に
してあげる

涼しい風が吹き過ぎる
あなたの人生に立てた
私の爪あとを
どうか忘れないでくれ

そしてときには私を思い出して
楽しかった時もつらかった時も
頭がおかしくなりそうに涙したときも
怒りを収めて
にっこりと笑ってくれ

身を傷つける私
心を傷つける私
ぼろぼろになったとしても
私は愛を止められない
あなたの存在が私を支配する
私はそれで満足だ
愛の力に諾を言って

一言で言うよ
私は
あなたが欲しい
永遠の未来にわたるまで


自由詩 堤防 Copyright 黒髪 2025-07-21 12:26:31
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