あの時言われた
暴言を守りたくなんかないのに
お守りのように握りしめてる
うずくまって震えてる
怒りか悲しみか

「この世は気が狂ってもおかしくない場所だ」と
誰かが言う
確かにそうかもしれない
僕の目の前を狂った人が歩いてる

手放すことも大事なのは分かってる
でもそれが難しいのだ

月が現れ
夜を連れてくる
見ないようにカーテンを閉めて
静かに今日は眠ろう