アストラル乱打む
ひだかたけし
天空の青 、
輝く新緑に
たるむ肌の
枯れ果てた人
隣に座したる
朝のイートイン、
何というこの落差
「自らに問えば」と
私の内の誰かさん
いったい誰 、
なんだ
朽ちて生き抜く肉身の
深まる春の陽射し浴び
脳髄に打ち
刻まれ続ける
待望 宇宙の音、
リン リン リン
木霊止むことなく残響の
太陽サンサン誰かさん、
降り注ぎ宿ると証し立て
天空の青仰ぎ
垂直に立ち上がる
樹木たちの
濃くなる哀しみ
染み入り澄み渡る
新緑の群れ
もう更に奥処に旅立つ時、
いざっ ダレか 、渦巻く誘い
やどるうちゅうのうちからわいて