いま一度、いま千度、
田中宏輔

ああ、神様、
私は煮詰まっています。
午後の週末です。
それは非常に活発な議論です。
あなたのひげに会えて良かったわ。
長い間、会議に来なかったわね。
主人は自分の携帯電話で滑って眠りに落ちた。
私は彼の最後を見なければならない。
それは素晴らしいわ。
まばらなひげ。
「あなたは齢の割には、可愛いでしょう?」
願い事をしたくないなら望みを持って欲しくはないけれど
こんなことをするチャンスはないはず。
彼は三千年間、私と一緒にいるのですが、
いまでも、とても親切です。
彼は今日、私に別れを言いました。
長い時間はないと言いたい。
太陽は強くなって、与えられた愛を溶かす。
爆弾や密告者を垣間見ることはできない。
誰か私を連れて行ってくれますか?
彼の弁護士は歌を歌うように
南無阿弥陀仏。
私は別の街に行った。
ひげがないと変な感じね。
選べるものなら私は銃を選びたいです。
タバコを吸って、私を吸って忘れましょう。
私は「チキン」と呼ばれている。
最近、仕事で何が起きているのかわからない。
それは暑さのせいだと思います。
夕食のあと、店から出て行った。
店員が私に言った、「あなたは、あの人なの?」
庭のきれいな花たちは
別の季節の景色を見ることはできないでしょう。
私は詩を仕込み、詩は私を仕込む。
あなたは草を食べることができます。
草を食べる人たちは間違いなく恋の巡礼者です。
咳をすると喉が痛みます。
何回か痛みがあるとき
少し痛みがあると感じますが、少し痛みがあるときには少し痛みがあります。
私が初めて店に行って以来、長い時間が経ちました。
ただ坐って休憩して、それ以外はない。
すべてのロマンチックな日々、退屈で塗りつぶされた生活のなかで
一直線で飛ぶわよ。
重力はうつくしいわ。
私はあなたの目を忘れたくないのよ。
かつては信じる勇気を私に与えてくれたもの。
いまでも嘘をつくあなたを受け入れるわ。
私は学生だった。
まだ若い知的な娘だったのよ。
今日は私の母校に戻ってきました。
だから私はここにいる。
見ることがたくさんあります。
でも前を見ながら戻ることはできない。
空が私を見ていると
会社から出て行って、会社を出たときには少しも後悔していないときがあるの。
「ひとつ」のチャンスよ。
「ひとつ」は言うことがあるのよ。
たわごとと言うのなら、私はあなたに話します。
やっぱり、ひげがないと変な感じだわ。
私は、昨夜、買い物に出かけたのだけれど
すべての商品を逆向きに置いておきたいと思っていたのよ。
それはそれはセクシーな気分よ。
私は私のヴィジョンに感銘を受けたわ。
ええ、でも元カレを捨てなかったら、どうするの?
私は休暇をとりたい。
移動するためには移動する。
簡単な予約をするためには急いでいるのかどうかは気にしないわ。
小さな森のなかの小さな森のなかの1平方センチメートルを見に行きます。
私はそれを見に行きます。
そこで、私はたくさんの楽しいことをするつもりです。
突然、雨が降りはじめた。
ああ、雨の音にイライラするわ。
あなた、それは何を食べているの?
最後の「ひとつ」を手に持つことは良いことだわ。
きっと美味しいはずですもの。
これが旅行の終わり。
この夜に電車に乗る人たちは、本当に怖れていることを怖れている。
それでもって自分自身を責めることはできないし
私はけっして聖人ではない。
そのおかげで
あなたのいるところに戻ることができました。
坐って、お酒を飲むっていうだけで
どこに行けるっていうの?
そのバッグいいね。
忘れられないあなたの言葉。
栄養のあるものを
きちんと食べることを忘れないでほしいわ。
死、それもまた、「ひとつ」の願いよ。
ああ、いまから仕事に行くわ。
あなたは魅力的だったわ。
とっても、とっても
そうして
いま一度、いま千度、
言葉通り電話をするためだけに
私はコンビニのフライドチキンを食べたばかりよ。



自由詩 いま一度、いま千度、 Copyright 田中宏輔 2025-04-27 17:09:03
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