桜散る、
海
詩に神でしょうか
魂を奪われて
目を逸らせなくなった
その指がわたしの曲線に触れて
芯がじわりと赤くなる
押し寄せる昂り
少しく震え漏れる息
目を合わせた途端
はらり
と衣が落ちた
ひら
ひら
桜散る、
詩んでわたしは
生まれ
変わる
自由詩
桜散る、
Copyright
海
2025-04-05 18:43:30