風語り
ひだかたけし
ゆくりゆっくり大股で
朝の途を歩みいけば
かろやかに風吹き寄せて
ふわりふんわり包み込み
すぅうと春の近づき風語り
たんとん確かな感触に
やはらぐ肉身のぬくぬくと
夜毎の激痛の跡なんのその
見上げる空のただただブルー
透けた心に冬の後ろ髪微かに触れ
すぅうとまた春の近づき風語り 、
新たな季節の変遷を
更にさすらいむすび生きていけと
自由詩
風語り
Copyright
ひだかたけし
2025-03-10 19:41:46
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