月光歌
海
ひとつの世界の上に立つには
力が及ばなかった
鍛錬の不足
十年歌えばと言われているところを
一年にも満たないのだから当然
暗い道を月光が柔らかく照らす
未熟な世界観は滅びゆく
瓦礫を集めて再構築
鍛錬と経験
伸び代は未知数
月に向かって歌えよ僕
自由詩
月光歌
Copyright
海
2025-03-04 18:54:01