TAT



お前にはお前の痛みがあり
俺には俺の痛みがある


両方とも
それぞれ独立した二つの事柄だし


俺の痛みはお前には
お前の痛みは俺には


何の関係も無い




けれども最近は

時代のせいなのかなんなのか

知らないけれど





どっかの馬の骨が

傷付いたとか死んだとか

そういう俺には関係の無い話で

わけのわからん
義務とか責任を


押し付けられる機会が増えた







別に今まで
いい思いをした事も
儲けた覚えもないのに




リスクやマイナスだけしょわされるのは

ほんとにくそだなーと思う









ぶっちゃけどっかの誰かが

SMAPの中居君に乳首を噛みちぎられようが

ウクライナがプーチンの物になろうが

アホのトランプがアメリカを好き勝手しようが

イスラエルが更地になろうが







別にどうでもいいんだよな本当は











人間も動物で



動物は時として



理不尽に蹂躙されて意味もなく死ぬ













それって別に当たり前の話じゃないですか?


今さらガタガタ叫んでも意味なくないですか?









人間の歴史の中で

人類みな平等の

議会制民主主義が

採用されてた時代の方が

レアケなんだから










動物と同じく人間も


Might is Right でしかない











ただね

王笏が万が一

俺んとこに来た場合



俺がそういう

当たり前の単純なのを採用するかどうかは

俺の勝手なわけで








要するにそういう


個々人のくだらない趣味嗜好の中に




人権や正義や思想は




芽吹くのである











これは史実として

これは事実として

















































自由詩Copyright TAT 2025-03-03 06:41:44
notebook Home