春のあれ
はるな


特別なことのふりする春のあれ
ありふれてるけど見つけられない

蜜の朝なんども焦げた夢のあと
あなたのいない あかるい寝床

ねむる時あたしはかつて鬼だった
ことをすこし 誇りに思う

さよなら詩
さようなら歌 物語
さよならさよならわたしの呪い



短歌 春のあれ Copyright はるな 2025-02-28 11:12:57
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