「縄文マインド」
ジム・プリマス
足元で小さな花が咲いて「こんにちは。」と微笑んでいる
庭の水仙たちが「私に名前をつけて。」と囁く
ハンバーガーショップのガラスケースの中で
美しい緑色のグリーンサラダが「私を食べて。」と僕を誘う
それが縄文マインド
土佐に旅行した時、虹色に輝くミチオシエ(ハンミョウ)達が
樹齢100年を越す桜の樹への道を教えてくれた
ショウゲン君の話は僕にとってはリアルだ
統合失調症の僕が聞いたのは幻聴だと人はいうだろう
でも、僕には花の声が聞こえた
思い出すことが出来れば
誰にでも花と挨拶が出来るようになる
君はどっちが良い、残酷な現実に胸が張り裂けそうになるのと
花たちと挨拶をして、気恥ずかしい思いをしながら
頬が思わず自然に緩んで笑顔が浮かぶのと
虫たちが僕を導いてくれたように
身近な花や虫たちが僕たち日本人を
新しい世界に連れて行ってくれる、これは決して作り話じゃない
日本のあちこちで若者たちが、虹の戦士に導かれて
コミュニティを作り始めている、これもリアルなこの世界の出来事だ
一人の縄文マインドが連鎖して世界を震わせる
人の想いの振幅が連鎖してこの地球を回している
想像力の蓄積がこの世界を構築する
祈りが現実化する時代が始まろうとしている
僕の言葉を信じて空を見上げてみて欲しい
偶然などこの世界に存在しないんだ
君がこの詩を読むのは
小さいかもしれないが
それは運命なんだ
それを忘れないで