「クレクレ星人の独り言 34」
ジム・プリマス

 先日、自民党参議院議員の西田昌司先生が運営しておられるユーチューブチャンネル「週刊西田」へ意見具申した。
 内容は石破首相を退陣させるべきだという、かなり過激なもので、当然、自分の質問が採用されることは無く、スルーされるだろうと思っていたら、すると、なんと私の書いた文章を掲示した上で、番組の中で、石破首相をコテンコテンに貶した、私の意見具申の文章をを先生が、自ら、そのまま読み上げられた。
 その迫力に、思わず息を呑んだ。西田先生は本気だ。西田先生は本気で、政界再編を含めた自民党の行く末を、何とかしなければならないと考えておられることを、実感した。
 自民党が次の参院選で生き残るためには、国民民主党が掲げる178万の壁と、ガソリン税の引き下げを呑んだうえで、石破おろしを実現し、自民党総裁を積極財政派の自民党議員から選んで総裁とし、首班指名で国民民主党の玉木代表を指名して、総理大臣に据えて、自公政権はそれを支えるという形を整えれば、次の参院選、衆院選でも自公政権が議席を回復することは、十分、可能であると発言されておられた。
 これは最も現実的な極めて、常識的な考えだと、私も思うが、それを先生の立場で、堂々と宣言される当たり、天下のご意見番の面目躍如というところだ。
 西田先生のことを自民党のガス抜き要員などと、揶揄する声もあるのは知っているが、先生も、いろいろなしがらみや、お立場もあっての上で、議員活動をし、その中で意見を述べられている訳だから、いい加減な発言はできないし、すべての要望をかなえるということは不可能なのは当たり前だと思うが、いつも西田先生はまともなことしか言わない。その姿勢を私は高く評価しているし、尊敬してる。この人は本当の政治家だと強く思う。


散文(批評随筆小説等) 「クレクレ星人の独り言 34」 Copyright ジム・プリマス 2025-02-16 22:28:53
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