雨あがりの虹をみあげる 生きてゆくのも悪くはない
秋葉竹



寒い朝となりで眠る肉塊の寝息を聴く部屋 外に雨音



興福寺 阿修羅の像は真夜中も闘うように突っ立っている



いかりとかにくしみだとかねたみとか ほしにいのってけしさりたいです



癒せない喉の渇きを恋として一途の歌をうたい 狂うよ



海鳴りが大好きなんて強がった泣きだしそうな 恋 終えようか



たそがれのジンジンさせる寂しさは 終わりの始まり 目を刺す寂しさ



雨は降りそしてかならずあけるから 虹を探してみあげる青空










短歌 雨あがりの虹をみあげる 生きてゆくのも悪くはない Copyright 秋葉竹 2025-02-04 03:00:54
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