rolling cloud
mizunomadoka
古城裏手の搬入路から
石段越しに海が見えた
逆影のように
夕日が登ってくる様がお気に入りで
飽きることなく見つめてた
牛の骨が好物で
ブタクサを噛むとくしゃみをする
彼の名はジャッカル
守衛の老犬
物好きな城主の次女が
彼の名前を星につけた
「ほら、今夜からあれがお前の星よ」
ワン!(月が大きいですね!)
自由詩
rolling cloud
Copyright
mizunomadoka
2025-02-03 20:29:23