1月30日 語る死す(カタルシス)
りつ
「怨霊ではなかった」
深夜2時。ラップ音がした。
(ここまではいつものこと)
突然、体感温度が下がり、
寒くて寒くてたまらなくなる。
来ることは予想してた。
いったい私に、何を告げたいのだろう。
表面的な怒りの下に答えはあった。
淋しい。
淋しくて淋しくて堪らない。
気が狂うほど、淋しい。
何故、淋しいの?
誰を探しているの?
私は携帯を持ち、詩をひとつ綴り始めた。
その魂は、眠ったのだろう。
安心したように静かになった。
怨霊でも何でもなかった。
愛しいひとを見失い、
気が狂うほど動転している、
優しい女の霊だった。
「指環」
私のお守り。
夜明け色した青いロンドンブルートパーズの指環。
少し前までは、
寂しくなる度、
指環にくちづけていた。
だけど、
この頃、家では指環を外している。
役目を終えようとしているのだろうか。
新しい指環をはめる時だと。
そうね。うん…
だけど、指環さん。
あなたは捨てられない。
どんなことがあっても、あなたは私と共にある。
あなたをいつもいつも持ち歩き、
私のこころの拠り所にします。
(最初の想い、忘れず)
お墓に入り、骨となっても、
一緒です。
「スルーできない」
私だって、コメントしたくない時があるのです。
(誰かコメントしてくれないかな…)
と待つのですが、
コメントが付かず、
重いため息をつきコメントすることだってあるのです。
では、コメントしなければ良いと思いますよね?
私も、そう思うのです。
だけど、どうしても、スルーできないのです。
何かをその詩が待ってるような気がするのです。
「マジdeath」
今日も少し幻聴があった。
おまけに熱っぽい。
んー、まぁ仕方ないか。
1/3くらい神の依り代だから。
(拒否したのにね…)
死して屍、拾う者無しってね。苦笑
(大江戸捜査網という時代劇のサブタイトルコールです。
毎回、「しして しかばね ひろうものなし」って決め台詞がコールされます。
カッコいい)
「ふとした思いつきが、誰かの未来を開くこともある」
夫にあることを思い付いたので、
言ってみた。
私のふとした思いつきは、
夫の中で花開き、
未来の柱の1本として、成長した。
それは誰にでも起こり得ること。
ヒントとなるのは、書き込みかもしれない。
おしゃべりの最中かもしれない。
はたまた、テレビのひとことかもしれない。
ぼんやりしすぎて、聞き逃さないでね。
「初デートは太陽のもとで」
もう逃げ隠れするのはウンザリです。
二人、お日さまの陽のもと、
堂々と手を繋ぎ、
並んで歩いても、ちっとも後ろめたくも疚しくもない。
そんな日が来たら、
初デートに誘って下さい。
(と言っても、遊園地は嫌いです。
例え、ディズニーでも、です。
遊園地に行くくらいなら、
ロールパンのサンドイッチを作りますので、
のんびりピクニックでもしたいです)