愛なき街の片隅で

孤独を抱えた少女が
賑やかな歓楽街を彷徨うと
銃を持った奴らが
今夜の的を物色していた
その中の一人が
引き金を引いた
たちまち朱殷に染まる花びら
少女はタヒんで女になった
街の風景からvividが剥がされ
孤独はさらに女を縛りつけた


自由詩 愛なき街の片隅で Copyright  2025-01-29 19:03:32
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