ひかり
kawa

こおりが雨になるときに
聞こえてくるアルゴリズムなのでしょう
緑が散りばめられた声のなかで
抱きしめられた宝石だ


小さな声で鳥をよんでる
それはわたしにはわからない希望
顔をくしゃくしゃにしてわらっている
声をあげてよろこんでいる


はじめて星をみるときに
めくるめくゴールデルレトリーバーなのでしょう
やわらかくあばれまわる声がするとき
抱きしめているしあわせだ


あなたのためにわたしはいきる
いつか旅立つひがくるまで
雪の下で春をまってる
楽しくていとおしい
うでのなかのひかり




自由詩 ひかり Copyright kawa 2025-01-27 00:08:11
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