反戦詩習作「お願い 誰か」
りつ

ミサイルが街におちて
なつかしい光景が
吹き飛んだとき

私は絶望の意味を知った

むなしい風が
吹き抜ける



いとしいひとが帰らない
夜空の月は残酷だ
涙ながして

私は祈りの意味を知った

どうかかみさま
願い叶えて


ひとびとはくちぐちにへいわをさけぶ
なのになんでせんそうはなくならない?


希望を持てとたわごと
愛していると空耳
いつまでつづく?

どこまで神は私をためすの?

お願い 誰か
お願い 誰か



※詩だけなら書いて良いです。
でもその先は知らない。

これが絶対条件です。



自由詩 反戦詩習作「お願い 誰か」 Copyright りつ 2025-01-24 20:20:24
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