牡丹雪
板谷みきょう
あの人に嫌われた
あたしの涙は
どこに捨てれば
いいのかしら
何も見えない
表通り
あたしを包み
降りしきる
牡丹雪
飛び出したのは
いいけれど
行く当ても
見当たらない
あたしに思えば
あの人は
いつも優しかった
あの人が初めての
男じゃないのに
きっかけはいつも
ささいなもの
想い切なく
こみあげて
見上げた空に
降りしきる
牡丹雪
電話を掛けて
謝れば
独人凍えている
あたしをきっと
あの人は
一言で許してくれる
あの人の性格は
知っているつもり
思い詰める程の
事じゃないけど
何故かためらう
あたしの肩に
重たく
降り積もる
牡丹雪
笑顔に戻り
引き返そうと
笑おうとした時
思わず涙
あたしって
いつも
わがままばかり
笑顔に戻り
引き返そうと
笑おうとした時
思わず涙
あたしって
いつも
わがままばかり
※AISUNO作曲
https://suno.com/song/36a95c04-5355-4e88-a22a-e94856bef10e
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