「クレクレ星人の独り言 20」
ジム・プリマス
ハーマンカードンの電気クラゲ(Harman Kardon SoundSticks Wireless)を愛用している。
電気クラゲというのは、このPCスピーカに僕がつけた、あだ名で、僕が使っているのは2代目のブルートゥース機能が搭載されたもので、大きさの割に、いい音がするので気に入っている。
透明な樹脂で構成されたデザインが秀逸で、このモデルはデザインが優秀ということで、ニューヨーク近代美術館に展示されているそうな。
以前はハイレゾにこだわって、ヘッドホンアダプターを介して、高品質な原音で音を出していたのだが、ハイレゾの音と、ブルートゥースを介した音の差が、僕には分からないのと、色々と煩わしいので、メインのパソコンを新調したのを機会に、ブルートゥース接続のみに切り替えてしまった。
ハイレゾは若い人たちの為の技術だ。還暦を越えた年寄りには関係ないということを思い知った。年を取ると高音域の音が聞き取りにくくなり、ハイレゾの音を知覚できなくなるそうだ。
PCスピーカーの音を聞き比べるときはいつも、宇多田ヒカルの「ファースト・ラブ」を選んでいる。
微妙にビブラートする彼女の声質とかが、スピーカーの音質を比較するために丁度良いからなのだが、ハイレゾ録音の音源と、ノーマル録音の音源を聞き比べてみたが、ハイレゾの優位性は、残念ながら僕には分からなかった。
デザイン的には二代目電気クラゲが一番かっこよいと思う。三代目になるとメカメカしさが消えて、ポップなデザインになっていて、それが面白みに欠けると思う。