小説の粗筋
りつ

貧乏長屋に住む娘が、
隣の笠張り浪人にご飯を差し入れている内、
恋仲になった。
が、実はこの浪人、天下の将軍様だ。
いきなり将軍様から御台所に望まれ、
江戸城の壮麗な姿に、
「あたい、無理だよ…」と混乱する娘。

これから、どんな展開になるのか考え中。

うん。決めました。
この娘、根っから健気なので、
愛する方をただただお支えしたい一心で、
御台所となることを決意します。
厳しい作法を身につける必要があるでしょう。
江戸城の生活は、気が休まらないかもしれません。
ですが、愛しい方と過ごすひとときの幸せが、娘を支えております。
側室に子ができれば、我が子のように可愛がり、
時には女中に紛れて、将軍様の料理を作ったり。
将軍様も堅苦しさを良く解っているので、
時には2人でお忍びで町中に出かけ、
民草の暮らしぶりをつぶさに見ております。

結局、娘の努力が実り、
めでたし、めでたし。



散文(批評随筆小説等) 小説の粗筋 Copyright りつ 2025-01-17 18:33:13
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