The Morning of the Neon Demon Ⅴ
おまる

家のすぐ近所の路上に
車に轢かれた、
猫の死骸があって、
小さな女の子が頭を撫でていた。
それからしばらくして
女の子の母親がやってきて、
案の定、猫について話しはじめた。
母親はおどろいて、
手を洗ってきなさいと
キツい声で突きかえす。
(工事中のビル、
 13階まで建ったけど、
 どこまでいくのだろう......)
その日は
晴れなのか曇りなのか
よくわからない天気で、
なぜだかわからないが
女の子はくりかえし、
「死んだら地獄へ行くの?」
と母親にたずねていた。


自由詩 The Morning of the Neon Demon Ⅴ Copyright おまる 2025-01-14 23:29:51
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